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室内でも危険な熱中症
“ながら水分補給”で対策を
室内・夜間の熱中症
熱中症コラム
暑い日は外にいると喉の渇きを感じるので、飲み物を飲む頻度は多くなりますが、涼しい室内にいると水分補給を忘れがちです。
体感的には暑くなくても、気づかぬうちに隠れ脱水になっていることも。
人間の体は約60%が水分で、その20%を失うと死に至るといわれています。
体重60キロの成人男性なら、一日に必要な水分は2.5リットルくらいですので、喉が渇く前からこまめに水分補給をしましょう。
室内での水分補給を忘れずにするためには、生活のリズムに組み込んでしまうのがオススメです。
たとえば、テレワーク中はペットボトルの水を近くに置き、常に目に入るようにしておく。
トイレに立った際には、その流れでキッチンにも寄って水を飲むなど、自然に水分補給できる”流れ”を作っておくことが大切です。
敢えてするのではなく、何かのついでにする、”ながら水分補給”によって、こまめな水分補給が習慣化されるようになります。
![こまめな水分補給を習慣化する](https://s.yimg.jp/images/weather/pc/v2/img/heatstroke/column/article05_image_01.jpg)
また、暑い日は室温もすぐに上がってしまうため、冷房や扇風機などを適切に使うようにしましょう。
昼間だけでなく、夜も熱中症になりやすくなりますので、寝る前にはコップ一杯の水を飲むなど対策が必要です。
![多胡 安那(株式会社ウェザーマップ)](https://s.yimg.jp/images/weather/pc/v2/img/heatstroke/column/editor_tagoanna.png)
- 多胡 安那株式会社ウェザーマップ
- 気象予報士・熱中症予防管理者(指導員)
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