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日常生活に潜む
意外な熱中症注意エリア?
熱中症コラム
年々、暑さが厳しくなっている日本列島。
30℃超えの暑さが毎日続く夏は、常に熱中症の危険にさらされていることになります。
直射日光をさけ、涼しい所に身を置くことが望ましいですが、必ずしもそのように過ごせるわけではありません。やむを得ず、暑い時間帯に日向を歩いて過ごすこともあるでしょう。
炎天下での長時間の作業や運動は特に熱中症のリスクが高くなりますが、日常生活の中でも危険な場所があります。それがバス停です。
通勤や通学、買い物などで毎日バスを利用されている方も多いですが、屋根がついていないバス停も多く、意外と熱中症に注意が必要なのです。
屋根がないバス停では、バスが来るまでの間、ずっと日向で待つことになります。
バスに乗る際は、冷房がきいた車内へ急に入ることになり、気温が急激に変化。
下車する際にも、急に暑い外へ出ることになり、気温変化はかなり大きくなるわけです。
バスの乗降という短い時間での急激な気温変化が、体に負担をかけてしまいます。
バスを待っている間もこまめに水分補給をし、椅子に座って休息をするなど、なるべく体に負担をかけないようにしましょう。
バス停も熱中症に注意が必要
- 多胡 安那株式会社ウェザーマップ
- 気象予報士・熱中症予防管理者(指導員)