紫外線と熱中症
対策は同時スタートで
熱中症コラム
日本は四季の豊かさが魅力ですが、そのぶん、季節ごとに気にしなければならないことがあります。
たとえば、紫外線は春から対策が必要になってきますが、同じ時季から注意が必要なのが熱中症です。
近年、夏以外の季節も高温傾向となっており、熱中症に注意しなければならない時季は昔よりも長くなっているといえます。
紫外線の強さは、5月には残暑厳しい9月よりも強くなり、熱中症も同じく、例年5月ごろから発生しています。
特に東日本や西日本では4月中には気温が25°C以上の夏日になる所もでてきて、薄着で過ごせる日が増えてきます。
夏に比べると湿度が低く、体感的にはそれほど暑さを感じませんが、決して油断はできません。
汗をかく習慣を身につけましょう
急な暑さで熱中症にならないよう、暑くないうちから運動をし、汗をかく習慣を身につけることが大切です。
たとえば、30分程度のウォーキングを2週間程度継続することで、夏の暑さにも対抗できるような体作りをすることができます。
- 多胡 安那株式会社ウェザーマップ
- 気象予報士・熱中症予防管理者(指導員)