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大人の人間よりもっと暑い
幼児やペット?
赤ちゃんやペットの熱中症
熱中症コラム
30℃以上の真夏日や35℃以上の猛暑日。
夏は連日、体にこたえる暑さとなりますが、大人の人間以上に暑い思いをしているのが幼児やペットです。
晴れて暑い日は地面に近いほど気温が高くなるため、背が低いほど高温環境になっています。
天気予報で発表される気温は通常1.5メートルの高さで測っていますので、気温が32.2℃だった場合、幼児の身長(50センチ)だと35℃を超えます。
もっと地面に近くなると、より気温は上がりますので、幼児やペットは大人の人間よりも暑い環境にいるわけです。

さらに乳幼児の熱中症も危険で、特に0歳と1歳の死亡事故が多くなっています。
車でクーラーを入れ、エンジンをかけたまま保護者が車を離れた際に発生した例がありますが、暑い場所では車はオーバーヒートし、エンジンが停止してしまうことがあります。
そうなると車の中はすぐに高温になり、大変危険な状況に。
たとえ短い時間であっても乳幼児にとっては命にかかわりますので、決して車の中で一人にしてはいけません。

- 多胡 安那株式会社ウェザーマップ
- 気象予報士・熱中症予防管理者(指導員)
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