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時間帯で日陰を探すポイント
服の色で輻射熱対策も?
熱中症コラム
熱中症の原因は暑さですが、その暑さをもたらす一番の要素は強い日差しです。
屋外ではいかに直射日光を避けられるかがポイントとなりますので、太陽の位置に合わせて生活するというのも対策になります。
太陽は東から昇って西に沈みますので、時間帯によって太陽光の入射方向を想定することができ、日陰を見つけることができるわけです。
たとえば、建築物などの日陰に入るように、午前中は建物の西側、午後は反対に建物の東側の道を選んで歩くといいでしょう。
少しでも日陰を選んで、直射日光を避けることが大切です。
また、直射日光だけでなく、輻射熱もなるべく避けたい所です。
暑い日は薄手の生地や風通しのいい服装を選びますが、色味でも対策をすることが可能です。
日差しが強い暑い日にオススメしたいのは、白系の服。
黒系のものは熱を吸収して暑くなりやすいですが、白系は熱を反射するため、温まりにくいのです。
暑くなる日はなるべく黒系の服は避け、白など薄い色のものを選ぶようにしましょう。
服装選びで対策をすることも可能
- 多胡 安那株式会社ウェザーマップ
- 気象予報士・熱中症予防管理者(指導員)