季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 12月21日ごろ
二十四節気の「冬至(とうじ)」は、一年中で昼がもっとも短くなる日です。
この日にカボチャを食べる習慣は江戸時代から始まったとされています。ビタミンAやカロチンが豊富なカボチャは風邪予防に効果的で長期保存が可能なため、冬の栄養補給として重宝されていました。また、カボチャの黄色は邪気を払う色と信じられていたため、これも縁起が良いとされていたようです。
また、冬至には「ん」のつく食べ物を食べると良い運が訪れるという言い伝えもあります。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかんなどの「ん」のつく食べ物が、「運盛り(うんもり)」として縁起をかつぐために食べられていました。カボチャも「南瓜(なんきん)」と呼ばれ、「ん」がついていますね。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。