季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
お天気コラム>大雪
二十四節気 - 12月7日ごろ
二十四節気の「大雪(たいせつ)」は、冷たい風が吹き、寒さが深まり本格的な冬の到来を感じるころです。また、大雪の時期には、「正月事始め(しょうがつことはじめ)」と呼ばれる新しい年を迎える準備が始まります。旧暦では12月13日が縁起の良い日とされ、その風習が今も残っています。
この日には、正月飾りに使う松を山へ取りに行く「松迎え」、煤(すす)がたまった家中の汚れを払い落とす「煤払い」などを始めます。現在では、自分で木を切ったり、煤を払ったりする機会は少なくなっていますが、お正月飾りを買いに行く、大掃除をするなど、形を変えて続いている習慣もあります。また、お歳暮を贈る時期としても、12月13日が一つの基準とされています。
これらの行事を通じて、一年を振り返りながら新しい年を迎える心づもりをするのも良いかもしれませんね。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。