お天気コラム>小雪

小雪 しょうせつ

二十四節気 - 11月22日ごろ

二十四節気の「小雪(しょうせつ)」は、「寒くなって雨が雪になる」ころ。そろそろ冬の便りが届くころでもありますね。

冬によく目にする花といえば、シクラメンがあります。その愛らしいピンク色の見た目と長持ちすることが特徴で、鉢植えの冬の花として人気があります。このシクラメンには、「ブタノマンジュウ」という意外な別名があることをご存じでしょうか。

シクラメンの花や葉の形がブタやまんじゅうに似ているわけではありません。これは、ブタがシクラメンの球根を掘り出して食べてしまうことから、英国で「sow bread(ブタのパン)」と名付けられたことに由来します。その名前が日本に伝わる際に、「ブタのまんじゅう」と翻訳されたのです。

花の姿には一見不似合いな名前に思えますね。その一方でシクラメンには「カガリビバナ(かがり火花)」という美しい別名もあります。たしかに炎が燃えるようにも見えるので、こちらの方がふさわしいと感じる方も多いかもしれません。2つの別名を知った上で、シクラメンの花を見ると、また違った視点で楽しめそうです。

  

季節を表す「二十四節気」

二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。

Yahoo!天気アプリをダウンロード