季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 11月7日ごろ
二十四節気の「立冬(りっとう)」は「冬の始まり」を意味し、このころから朝晩がぐっと冷え、冬の気配が感じられるようになってきます。
この時期にはこたつなど暖房器具を出すと良いとされる「亥の子」の日があります。これは、十二支の亥(いのしし)が火に強いとされ、亥の月の最初の亥の日にこたつ開きをすると、火事を避けられるという言い伝えに基づいています。
また、亥の子の日は収穫を祝い、健康や子孫繁栄を祈る日とされています。特に西日本では、この日に「亥の子餅」と呼ばれるお菓子を食べる習慣が残っています。亥の月、亥の日、亥の刻に無病息災を祈って食べるもので、紫式部の『源氏物語』にも登場します。
季節の行事を楽しみつつ、そろそろ本格的に冬支度を始めてみてはいかがでしょうか。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。