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大暑 たいしょ

二十四節気 - 7月23日ごろ

二十四節気の「大暑(たいしょ)」は、文字どおり「夏の暑さが最も極まるころ」を意味します。2018年の大暑の日には、当時の国内観測史上となる最高気温41.1℃が観測されました。

◇気候の特徴・注意点
大暑の時期は非常に高い気温と湿度が特徴で、熱中症に注意が必要です。日傘や帽子を使って日差しを避けたり、冷房を適度に利用したりして暑さをしのぎましょう。適切な水分・塩分の補給や、涼しい場所での休息も心がけてください。

◇自然との関わり
また、この時期はセミの鳴き声が一層にぎやかになります。アブラゼミやミンミンゼミなどの鳴き声が響いて、夏の到来を告げます。

アブラゼミ:
夏本番の7月中旬から9月末頃まで活発に鳴きます。その鳴き声は、何かを油で炒めるときの音が名の由来といわれ「ジリジリジリ」という音色が特徴で、都市部でも多く見られます。
ミンミンゼミ:
7月中旬から10月初旬まで鳴き、「ミーンミーン」という音色で知られています。公園など自然が豊かな場所でよく見られます。
ツクツクボウシ:
「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」と鳴くツクツクボウシは、7月中旬から気温が少し下がり始める10月半ば頃まで鳴くため、夏の終わりを感じさせます。

◇季節のイベント
この時期には暑中見舞いを送る習慣があります。暑中見舞いは、暑さが厳しい時期に相手の健康を気遣う日本の伝統的な行事です。その起源は江戸時代にさかのぼり、当時はお中元の贈り物に添える手紙として始まったそうです。その後、明治時代になると、はがきが普及し、手軽に送れるようになったことで、より多くの人々が暑中見舞いを送るようになりました。

最近では、メールやSNSを使って手軽に送ることもできますが、手書きのはがきには特別な温かみがあります。時には、心を込めた一言を添えてはがきの暑中見舞いを送ってみてはいかがでしょうか。
なお、立秋(8月7日ごろ)を過ぎても残る暑さが「残暑」と呼ばれるようになる頃に「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わりますので、送るタイミングには注意しましょう。

◇旬の食べ物
真夏ならではの楽しみといえば、冷たい「かき氷」です。かき氷の歴史は古く、平安時代までさかのぼります。清少納言の「枕草子」には、「削り氷(けずりひ)」という記述があります。これは、氷を削り甘い蜜をかけて食べるぜいたく品で、宮中で楽しまれていました。当時、氷は非常に貴重で保存も難しかったため、庶民には手の届かないものでした。

江戸時代になると、氷室(ひむろ)で保存した天然氷が一部の裕福な人々に広まり、かき氷は少しずつ庶民にも親しまれるようになりました。その後、明治時代に氷の製造技術が進化し、人工氷が作られるようになったことで、手軽に楽しめるものへと変わっていきました。
現代では、7月25日が「かき氷の日」とされ、暑い夏にかき氷を楽しむ日となっています。

かき氷のシロップといえば、赤はイチゴ、緑はメロン、黄色はレモン風味が定番です。では、青のブルーハワイは何の味でしょうか...? 

「ブルーハワイ」は、もともとはラム酒にブルーキュラソーという青色のリキュールとパイナップルジュース、レモンジュースを加えたカクテルにつけられた名前です。
ですが、シロップのブルーハワイは特に決まった味があるわけではなく、メーカーによってラムネやフルーツなどさまざまな風味があります。次にブルーハワイのかき氷を食べるときは、何の味なのか確かめてみるのも楽しいかもしれませんね。

ここでは、さまざまなかき氷のレシピをご紹介します。既製品のシロップだけでなく、ひと手間加えたかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか?

  

季節を表す「二十四節気」

二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。

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