季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
お天気コラム>立秋
二十四節気 - 8月7日ごろ
二十四節気の「立秋(りっしゅう)」は、暦の上では秋の始まりですが、実際にはまだ強い日差しと暑さが続いている時期です。引き続き、熱中症にはご注意ください。
立秋から「処暑(しょしょ)」の間、8月13日から16日までの期間は、先祖の霊を迎え供養するお盆の期間(8月盆)です。この風習は中国の仏教に由来し、お盆の初日には先祖の霊を迎えるための「迎え火」をたき、お盆が終わる日には先祖の霊を送る「送り火」をたく習慣があります。
お盆の期間中には、精霊棚やちょうちん、精霊馬などの「盆飾り」で先祖をもてなす風習があります。精霊馬は、キュウリやナスを使って作る馬や牛の形をした飾りで、先祖の霊がこの馬や牛に乗ってこの世とあの世を行き来するとされています。
地域や家族の伝統によってさまざまな種類の盆飾りがありますが、特に現代の精霊馬は個性豊かです。いろいろな精霊馬を参考にして、あなたも独自の精霊馬を作ってみてはいかがでしょうか。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。