季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 3月20日ごろ
二十四節気の「春分」は、冬至と夏至のちょうど中間に当たる日です。日本では「春分の日」の祝日になることでおなじみですね。
一年で最も日が短い冬至と、最も日が長い夏至の中間にあたるため、春分の日には昼と夜の時間がほぼ同じになります(秋分の日も同様です)。このことから、仏教では浄土(彼岸)と現世の間が最も近くなる時期という考えに基づいて、お彼岸の行事が行われるようになったのだそうです。
お彼岸には、お墓参りに行き「おはぎ」をお供えしますね。「ぼたもち」を供えるという方もいるかもしれません。どちらもつぶしたお米を丸めて、あんこやきな粉でくるんだ和菓子ですが、どう違うのでしょう。
いくつかの説がありますが、牡丹(ぼたん)の花が咲く春のお彼岸に作るものを「ぼたもち」、萩(はぎ)の花が咲く秋のお彼岸に食べるものを「おはぎ」と呼ぶという説があります。その説によれば、春のお彼岸にお店で売られているものは「ぼたもち」のはずですが、「おはぎ」として売られている場合も多いようです。
地域によっては、材料や作り方で区別する場合もあるそうなので、呼び名は作った人に決めてもらうのがよさそうです。ここではいろいろなぼたもち(おはぎ)の作り方を紹介します。どれもそれほど手間をかけずにおいしく作ることができますよ。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。