季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 4月5日ごろ
二十四節気の「清明(せいめい)」は、春先の「すべてのものが清らかで生き生きしている様子」を表した「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」という言葉を略したものです。晴れて暖かくなる日も多いので、お出かけにも気持ちがいい季節ですね。
この時期には、スーパーなどで桜餅をよく見かけますが、桜餅に「関東風」と「関西風」があるのをご存じでしょうか。関東風の桜餅は「長命寺(ちょうめいじ)」と呼ばれる、小麦粉などの生地を焼いた皮であんを巻いたお餅です。また、関西風は「道明寺(どうみょうじ)」と呼ばれ、道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させたもの)で作った皮であんを包んだ、「つぶつぶ」食感が特徴のお餅です。
桜餅を包んでいる桜の葉は食べられますが、一緒に食べるか、外してお餅だけを食べるか、は意見が分かれるところ。みなさんはどちら派ですか?
長命寺はフライパン、道明寺は炊飯器や電子レンジなどを使って、ご自宅でも作ることができます。材料も白玉粉や小麦粉、もち米など、スーパーで手に入りやすいものが多いので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。