季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 4月5日ごろ
二十四節気の「清明(せいめい)」は、空が澄み、草木が生き生きとしはじめるころ。すべてのものが清らかで生き生きしている様子」を表した「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」という言葉を略したものです。晴れて暖かくなる日も多いので、お出かけにも気持ちがいい季節ですね。
この時期に東南から吹く穏やかな風を「清明風」と呼びます。冷たい北風の吹く季節の終わりを告げ、桜やツバメを呼び込み本格的な春の訪れを知らせてくれます。
◇季節の行事
沖縄では、この時期に清明祭(シーミー)という行事が行われます。中国から伝わった先祖供養の風習で、親族が集まりお墓参りをするというものです。持ち寄った重箱料理(御三味、ウサンミ)や酒などを供えたあと、墓前で料理を広げ、みんなで食べます。このお供物をみんなでいただくことを「ウサンデー」と言います。
清明祭は、一般的に静かなイメージのあるお墓参りとは異なり、賑やかで明るい、ピクニックのような雰囲気で行われ、親族の結び付きを力強くする重要な年中行事として大切にされています。
◇旬の食べ物
清明のころは、春の訪れを感じさせる食材が旬を迎えます。 海のものでは、さっぱりとした赤身がおいしい「初鰹」や、身がぎゅっと詰まった「アサリ」が旨みを増す時期。山のものでは、春の訪れとともに顔を出す「筍(たけのこ)」や「タラの芽」といった山菜類が食卓を彩ります。独特の苦みや豊かな香りは、春ならではの味わいとして親しまれています。

◇桜餅の「関東風」と「関西風」
この時期には、スーパーなどで桜餅をよく見かけますが、桜餅に「関東風」と「関西風」があるのをご存じでしょうか。関東風の桜餅は「長命寺(ちょうめいじ)」と呼ばれる、小麦粉などの生地を焼いた皮であんを巻いたお餅です。また、関西風は「道明寺(どうみょうじ)」と呼ばれ、道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させたもの)で作った皮であんを包んだ、「つぶつぶ」食感が特徴のお餅です。

桜餅を包んでいる桜の葉は食べられますが、一緒に食べるか、外してお餅だけを食べるか、は意見が分かれるところ。みなさんはどちら派ですか?
長命寺はフライパン、道明寺は炊飯器や電子レンジなどを使って、ご自宅でも作ることができます。材料も白玉粉や小麦粉、もち米など、スーパーで手に入りやすいものが多いので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。