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小満 しょうまん

二十四節気 - 5月20日ごろ

二十四節気の「小満(しょうまん)」とは、「草木が成長して天地に満ち始めるころ」という意味です。

秋にまいた麦などに穂がついて作物が順調に育っていることを確認して「今のところは順調だ、よかった」とほっとする、つまり「少し満足」したことから「小満」となったともいわれています。

小満のころには、雨の日が続くことがあります。これは梅雨入り前の「走り梅雨」または「梅雨の走り」と呼ばれるもの。その後は晴れる日があっても、すぐに本格的な梅雨がやってきます。夏の衣替えは6月1日が目安ですが、晴れる日があれば、そろそろ衣替えした方がよさそうですよ。

小満の5月下旬ごろは、カツオが旬を迎えておいしくなります。このころのカツオは「初ガツオ」といわれ、脂が少なくさっぱりとした食感が特徴です。たたきや、お刺身だけでなく、煮たり揚げたりしてもおいしく食べられるカツオ。いろいろな食べ方で味わってみてはいかがでしょうか。

  

季節を表す「二十四節気」

二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。

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