季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
お天気コラム>芒種
二十四節気 - 6月6日ごろ
二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」はあまり見慣れない漢字を書きますが、「芒」は「のぎ」と読み、米や麦などの穂先にあるトゲ状の突起を表します。「芒種」とは「稲などの(芒のある)穀物を植える」頃という意味になります。
芒種の頃に咲く代表的な花と言えば、紫陽花(あじさい)です。紫陽花というと文字どおり紫色の花をイメージしますが、実際にはピンク色から青色まで、美しいグラデーションを描いています。
この色は、土壌の酸性度(pH)によって変化するそうです。土壌が酸性だと青、アルカリ性だと赤っぽくなるんだとか。小学校で習う「リトマス試験紙」は酸性だと赤になるので、紫陽花はその逆と言えます。
ここではそんな紫陽花の名所とされる場所をご紹介します。じめじめとした季節ですが、雨によく似合う紫陽花を見に出かけてみてはいかがでしょうか。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。