季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 5月5日ごろ
二十四節気の「立夏(りっか)」は、春分と夏至のちょうど中間にあたります。まだ春の冷たい空気を感じる日もありますが、暦の上では夏の始まりにあたるとされる日です。
夏と言っても、本格的な暑さはまだまだ先。気温が上がっていく中で吹き抜ける風が気持ち良い、一年の中でも過ごしやすい頃と言えます。
二十四節気をそれぞれ三分割した「七十二候」においては、立夏の終盤が「竹笋生(たけのこしょうず)」と言われ、たけのこが旬の食材とされています。
たけのこには春先のイメージもありますが、品種によっては5月まで楽しむことができます。
特に掘り立てのたけのこのおいしさは格別で、掘られたばかりの新鮮なものはえぐみ(苦味)が少なくやわらかいため、刺身としても食べられるほどです。
他にも炊き込みご飯やお吸い物など、食べ方はさまざまです。 たけのこには種々の栄養素が含まれ、疲労回復にも効果があるとされています。本格的な夏を迎える前に、たけのこを食べて英気を養ってみませんか。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。