季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 2月4日ごろ
二十四節気の「立春(りっしゅん)」は、春の訪れを意味します。まだまだ凍えるほどの寒さになることも多いですが、太陽の出ている時間はどんどん長くなり、暖かい日差しを感じることも増えてきます。
◇気候の特徴
冬から春へと季節が移り変わるこの時期は、「三寒四温」という言葉のとおり、寒くなったり暖かくなったりを繰り返しながら、少しずつ春に近づいていきます。気温の変化が大きい時期ですので、体調を崩さないようご注意ください。
また、強風が吹き荒れる日も多くなります。その中でも、立春から春分までの間に初めて吹く強い南風を「春一番」と呼びます。春一番が吹くと、いよいよ春がやってきたことを実感できるかもしれません。

◇お正月と立春
立春は春の始まりであると同時に、旧暦においては一年の始まりでもあります。お正月を「新春」と呼ぶのは、旧暦の頃の風習の名残です。
といっても、必ずしも立春の日が旧暦の元日にあたるわけではありません。旧暦の1カ月は月の満ち欠けに合わせて決められており、元日は簡単に言えば「立春のころにある新月の日」にあたります。
立春がちょうど旧暦の元日と重なるのは「朔旦立春(さくたんりっしゅん)」といい、とても珍しく、めでたい日とされています。ちなみに、前回の朔旦立春は1992年で、次回は2038年になるそうです。

◇季節との関わり
「ホーホケキョ」の鳴き声でおなじみのウグイスは別名を「春告鳥(はるつげどり)」と呼ばれています。古くから、ウグイスがその年に初めて鳴く「初音(はつね)」は春を待つ日本人にその訪れを告げてくれます。
また、「春告草(はるつげぐさ)」はこの時期に咲くウメの異称です。どこからか漂う甘い香りに誘われて、足を向けてみるとウメの花に出会えるかもしれません。
さらに、「春告魚(はるつげうお)」という言葉もあります。これは、春先によく獲れ、市場に並びはじめる魚のことで、地域によって指し示す魚が異なります。
魚偏に春と書くサワラ(鰆)は、主に西日本で春告魚とされているほか、東日本ではサヨリやメバル、北海道ではニシンが春告魚と呼ばれています。
みなさんがイメージする「春を告げる魚」は何でしょうか?
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。