季節を表す「二十四節気」
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。
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二十四節気 - 2月4日ごろ
二十四節気の「立春(りっしゅん)」は、暦の上では冬が終わり春の始まりを表します。とはいえ、まだまだ寒さを感じる日も多く、季節の変わり目です。体調には十分注意してお過ごしください。
今の時期を指して、「早春」(そうしゅん)という言葉もありますが、だんだんと自然の中に春の兆しを見かけることができます。
「ホーホケキョ」の鳴き声でおなじみのウグイスは春告鳥(はるつげどり)と呼ばれています。古くから、ウグイスがその年に初めて鳴く「初音(はつね)」は春を待つ日本人にその訪れを告げてくれます。また、春告草(はるつげぐさ)はこの時期に咲くウメの異称です。どこからか漂う甘い香りに誘われて、足を向けてみるとウメの花に出会えるかもしれません。
さらに、「春告魚(はるつげうお)」という言葉もあります。これは、春先によく獲れ、市場に並び始める魚のことですが、地域によってイメージする魚が異なるかもしれません。みなさんの、「春を告げる魚」のイメージは何でしょうか?
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。