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大寒 だいかん

二十四節気 - 1月20日ごろ

「大寒(だいかん)」は、1年の中で最も寒さが厳しくなるころ。期間は1月20日ごろから立春の前日までで二十四節気の最後にあたる時期です。

◇気候の特徴
大寒のころは、強い寒波や大雪に見舞われることが多く、地域によっては一年で最も雪が深く積もることもあります。
空気が乾燥しやすく、インフルエンザなどの感染症が流行するのもこの時期。受験シーズンとも重なるため、体調管理には一層の注意が必要です。体を温める根菜類や鍋料理を食事に取り入れたり、乾燥対策に加湿器を使ったりして、体調を崩さないように気をつけて過ごしましょう。

◇季節の行事
この時期には、味噌やしょうゆ、酒を仕込む「寒仕込み」という習慣もあります。寒さで雑菌が抑えられるため、保存が効き、香り高い仕上がりになるとされてきました。冬ならではの食文化として、今も酒蔵や味噌蔵で受け継がれています。

大寒を含む「寒の内」に送る挨拶状が「寒中見舞い」です。寒さが厳しい時期に相手を気づかう便りとして親しまれてきました。今ではメールやメッセージアプリなどでやり取りすることもありますが、寒さを思いやる習慣は昔も今も変わりません。

◇旬の食べ物
「寒の内」に汲んだ「寒の水」で炊いた米を使った餅は「寒餅(かんもち)」と呼ばれ、保存がきくため冬の間の大切な食べ物とされてきました。地域によっては神棚に供えるなど、無病息災を願う行事にも使われています。

また、大寒の日に生まれた卵は「大寒卵」と呼ばれ、栄養が詰まっていて金運や健康運を招く縁起物とされています。そのほか「寒シジミ」や「寒ノリ」といった旬の味覚も登場します。魚ではブリやタラが旬を迎え、白菜やネギなどの冬野菜と合わせれば鍋料理にぴったり。果物ではみかんが甘みを増す季節です。

こうした旬の味覚を楽しみながら、寒さのピークを元気に乗り越えたいですね。「立春」が訪れると、いよいよ新しい季節の始まりです。

  

季節を表す「二十四節気」

二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。立春、春分、夏至など、季節の移り変わりを表す言葉として用いられています。

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