お天気コラム>風速〇mはどれくらいの風? 風速の目安と日常生活への影響

風速〇mはどれくらいの風?
風速の目安と日常生活への影響

天気の知識

風が具体的にどの程度の影響をもたらすのか、日常生活やアウトドア活動においてどのように気をつければ良いのか、風速ごとの影響と対策について解説します。

天気予報で使われる風速は秒速(m/s =1秒間に空気が何m移動したか)で表します。たとえば、風速10m/sであれば、1秒間に10m空気が移動した(する)ということになります。
※風速を分類する際の基準は10分間の「平均風速」です。

参考)平均風速と瞬間風速の対応(表風の強さと吹き方(気象庁)
参考)「風を見やすく、わかりやすく伝える」Yahoo!天気アプリの風レーダー

風の強さの目安、外出するときに気をつけた方がいい風速の目安

風速影響 
3メートル木の葉や細かい小枝が揺れる程度で、日常生活にはほとんど影響ありません。
4~5メートル街中では髪の毛が乱れやすく、帽子が飛ばされることがあります。出かける際は髪の毛をまとめる、帽子をかぶるときはしっかりと固定するなどの対策を。
7~8メートル海釣りやマリンスポーツをするには危険なことがあります。 安全が確保できるまで、マリンスポーツや海釣りを控える、または十分な安全対策を取りましょう。
10~15メートルやや強い風。風に向かって歩きにくくなり、傘をさすことが難しくなります。風速10メートルを超えると強風注意報が発表されることもあります。
15~20メートル強い風。風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出るくらいの風です。窓や扉の確認をして物が飛ばされないようにするなどの対策が必要です。風速20メートルを超えると暴風警報が発表されることもあります。
20~30メートル非常に強い風。何かにつかまっていないと立っていられないくらいの風です。飛来物によってけがのリスクもあるため、外出時には特に注意しましょう。
30メートル以上猛烈な風。屋外での行動は極めて危険なため、不要な外出はできるだけ避け、安全な場所で過ごしましょう。

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