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「ひょう」と「あられ」の違い

天気の知識

「ひょう(雹)」と「あられ(霰)」は、どちらも空から降ってくる氷の粒ですが、その違いは大きさにあります。気象庁では、雲から落ちてくる直径5mm以上の氷の粒を「ひょう」、5mm未満であれば「あられ」と呼ぶと定義しています。

雹と霰のサイズの比較画像

また、ひょうとあられでは降りやすい季節や発生するメカニズムが異なります。

◇ひょう
春や秋の暖かい季節に降りやすく、雷を伴う激しい雨のときに多く見られます。
地上は暖かくても、高度が高い積乱雲(入道雲)の内部は気温が低いため、水滴が凍って氷の粒が作られます。氷の粒は、積乱雲の強い上昇気流に乗って何度も上下を繰り返し、その間に水滴が表面に凍りつくことで大きく成長していきます。
粒が重くなると上昇気流では支えきれなくなり、硬く大きな氷のかたまり(ひょう)として地上に落ちてきます。

◇あられ
主に冬から初春にかけて多くみられます。
上空の冷たい空気の中で、小さな氷の結晶に水滴が触れることで凍りつき、氷の粒になります。ひょうができる積乱雲の内部と違って上昇気流が弱いため、粒はあまり大きくならないうちにあられとして地上に降ってきます。
雪やみぞれに混じって降ることも多いです。

ひょうとあられの発生のしかたは上記のとおりですが、その区別はあくまでもサイズで判断されます。暖かい日に積乱雲から降ってきた場合でも5mm未満であれば「あられ」と呼ばれ、寒い日に雪に交じって降ったとしても5mm以上であれば「ひょう」と呼ばれます。

また、実際に降る際にはさまざまな大きさの粒が混じっています。そのため、一番大きいものが概ね5mm以上であれば「ひょう」と呼ばれ、5mm未満であれば「あられ」と呼ばれることになります。

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