大野です。
久しぶりにお目にかかります。
宜しくお願いします。
関東の予報は雨の予報からすこしずつ雨が降らない予報に変わってきました。
きょう、日本列島にやってくる低気圧は、
中国大陸にある動きの遅い寒冷低気圧、
上空に寒冷渦という冷たい空気の渦を持った低気圧の外側にできたものです。
寒冷渦は、上空の流れの蛇行が大きくなった時に、
流れから切り離されてできた冷たい空気の渦状のかたまりです。
つまり、上空の流れが蛇行し、
その流れの蛇行が大きくなりすぎた部分が切り離されて渦を形成した所です。
つまり、寒冷渦は流れの蛇行部分の一部が変わった所、というイメージがありました。
しかし、昨夜の北極付近の高層天気図を見ると、
寒気のかたまりが形成された寒冷渦がほとんどを占めるのです。
寒冷渦が多かった影響もあって、この冬はいつまでも寒かったり、
その反対に急に暖かくなったりしました。
「このところの天気は異常ですね」という言葉もよく聞きます。
このような仕事をしている立場上、良く調べない状態で「異常です」とは答えにくいのですが、
地球の温暖化とともに北極海の氷の状態の変化の影響などもあって、
上空の流れが、教科書的なものから変わりつつあるのかもしれません。
大野治夫
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